出版社ブログ
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2008/03/01(土)新しい船出です

とびら出版はくらしの実用書を作る新しい出版社です。
このブログでは、出版社のてんやわんやの日々を
簡単に、不定期に、綴っていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。


2008/03/02(日)創業フォーラム

商工会議所で開催された創業フォーラムに行ってきました。
基調講演はOKWAVEの兼元社長でした。
一時期ホームレスになってまで業を成した方で、
その他にも部下の離反や借金苦など何度もピンチ
にみまわれておられます。
背負っている闇が果てしなく深い印象をうけました。
凄い社長には共通する特徴なのでしょう。


2008/03/04(火)カリスマホームレス

ホームレスといえば、麒麟の田村裕さんの本「ホームレス中学生」
が昨年からヒットを続けました。
その前にヒットした吾妻
ひでおさんの「失踪日記」も、家を飛び出し
林の中で野宿する吾妻さんの体験談でした。
不安を抱えて生きている読者にとって、ホームレスになっても大丈夫なんだ
という心の担保が、安心感と親近感をうむのでしょう。
または、強い生命力を感じることが求められている時代ともいえます。
近い将来、カリスマホームレスとかが出現かも!。


2008/03/05(水)相談役としての本

私は昨年末まで、サラリーマンをしていたので、今年から確定申告、銀行や、
税理士など、今まで関係を持たなかった窓口にあちこち通っています。
一度体験してしまうと、相談窓口がそれぞれに設置されていることなども
分かってくるのですが、退職した直後は税務署の場所からして
知らない状態ですから、相談する術すら持っていない、という体験は
私だけではないと思います。
金融だけ、税務だけに専門特化した本は多くありますが、
なんでも相談役をかってでてくれる本があると良いと思います。


2008/03/08(土)楽しい本屋さん

田園都市線たまプラーザ駅の駅前デパートの中にある有隣堂は、私が
尊敬する本屋さんの一つです。
売ろうとする姿勢が売場構成に明白にあらわれていますし、
フロアを歩いて見て回るのが楽しい本屋さんです。
島ごとにジャンル分けされており、来訪者は島から島へ探索するように店を
回ることになるのですが、これってインターネットをあちこち見て回っている
感覚に似ているところがあります。探索する楽しさというものは現代において
ニーズの高い種類の快楽であるともいえ、つきつめて考えると、楽しい売場や
面白い本を作るヒントになりそうです。



2008/03/11(火)探索する快楽

「探索する楽しみ」に必ず付随してくるものが「収集」という行為でしょう。
ネットサーフィンであれば、お気に入りやブックマークといった機能がそれに当たります。
潮干狩りで貝を探して自分のバケツに入れていくような楽しさがそこにはあります。

さらに、ゲームやカードなどの嗜好品では、そこからさらに、
コンプリートするという快楽も提供されます。かつてロッテのビックリマンシール
がこの方式で流行りましたが、コンプリート欲を刺激するにはグラフィックの力
が大きく働いていたこともこの快楽の特徴の一つだったと思われます。

本は文字媒体としての側面が強調されがちな気がします。しかし、それは
インテリにこだわる作り手の思い込みやエゴが混ざってはいないでしょうか。
本はむしろ、インターネットやゲーム、趣味の世界のリテラシーに
近づいていっているというのが
時代感覚というものだと思います。


2008/03/13(木)束見本に込めるおもい

とびら出版1冊目の本、「育てると得をする30のミニ野菜」の束見本が
出来上がりきました。束見本とは本番の印刷・製本をする前の
見本の白紙本のことで、この時点で同時に内容の方も原稿に校正
を入れた「校了」の段階までもってくるようにしています。
束見本の方で、造形としての本の手触り感を確認し、
校了原稿の方で、読み物としての本の充実感を確認する訳です。
この本は基本的に実用書ですから、右利きの人が左手でも頁をめくれるように、紙の種類や厚さを調整しています。
右手で植物の鉢を持って眺めながら、左手で本を開いて持つというような使用を可能にしておくことが、この本の造形設計です。


2008/03/14(金)ハーブの面白み

「育てると得をする30のミニ野菜」には、ミニ野菜とハーブ併せて
30種類の植物たちが収録されています。
それらは庭や畑をもっていない人でも部屋の中で育てられるようなセレクトになっています。
特にハーブは、普段の食生活に馴染みが薄い分、ユニークさに富んでいます。
ハーブはまず素人でも育てやすい、さらに鎮静効果やリラックス効果、消臭効果など
現代人にマッチした効能をもっています

多くのハーブが、茎をはさみで切って水や土に挿しておくだけで育成します。
こんな簡単でいいのだろうか、と驚いてしまうくらいです。
もとが雑草や野草の類ですから、生きる力が強いのでしょう。
ハーブ、野草、雑草‥コンクリートだらけの都市部でも栽培、採集が可能なこれらの植物は
探索する楽しみ、強い生命力を備えた、魅力的な題材なのです。



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